利用規約 | Terms of service
お客様に安心して当社のクリーニングをご利用いただくために、当社の利用規約を必ず全文お読み下さいますようお願い致します。
規約制度
[第1条]
当店をご利用頂く場合は、もれなく本規約の対象とさせていただきます。/p>
利用資格
[第2条]
当店と取引する上で個人を特定する為、常時何らかの方法(電話・携帯・メール等)で双方向の連絡が取れるかつ利用規約に則ってご利用頂ける方とさせていただきます。
利用方法
[第3条]
- 前金制とさせていただいております。付属小物があったり、商品の中に商品が重なっていたりと取扱商品の性質上、受付後レジ入力漏れや入力間違いがあった場合は恐縮ですがお客様確認をさせていただいてからクリーニング工程へと移らせて頂く場合がございます。
- ポケットの中身については保証いたしかねますので、お客様の責任においてご確認お願い致します。
- 受付後に不具合などが判明した場合、お急ぎの場合であっても、当社からお客様に連絡・確認できるまで、クリーニング処理は中断致します。お客様と連絡が取れない場合、お約束の期日に間に合わない事態が発生致しましても、それにかかる損害については賠償致しかねます。確実に連絡の付く連絡先をお知らせください。
- 顧客識別の為、品質表示やラベル等にホチキス、安全ピンを使用し番号本タグを取り付ける事がございます。但し、商品にラベル等がない場合は、衣類に直接安全ピン等を使用し取り付ける事がございます。その際に発生するホチキス、安全ピンの通し穴は賠償の対象外となります。
- コーティング品、プリント製品の樹脂部分が劣化している場合は、クリーニング中に剥がれが生じる場合がございます。当方の点検で剥がれが生じる恐れがあると判断した場合はお返しする場合がございます。また樹脂部分の劣化はクリーニング前点検では発見できない場合がございます。
- 上下対の商品は極力一緒にクリーニングにお出し下さい。
- しみ抜き作業をしても落とせないしみもあります。またクリーニング工程中に浮き出てくるものや変色するものもございますので、あらかじめご了解ください。
- 店内は限られたスペースでございますので、なるべくお早めのお引取りをお願い致します。またお引取りの催促の連絡をさせていただくことがございます。
- 飾りボタン類や装飾品は外してからご依頼下さい。これらは洗えないものが数多くあります。衣類についている品質表示に洗えるとなっていてもこれらのものに対しての表示でないものも多くなっております。よってこれらの紛失、欠損は補償外となります。
- お申し出の際に当店の番号タグが当該商品の本体についてない場合や一度着用された場合は、賠償の対象となりません。
- 万一当店のサービスにご納得いただけない場合においても、店頭、電話等にて常識の範疇を越えた大声や言動をとるなど、当社担当者に迷惑や恐怖感を与えたと取られる行為があった場合又は当社のサービス及び営業を故意に著しく妨害したと当社が判断した場合、当社の裁量により警察への通報等の対応をできるものとします。
- 当社の過失により不具合が発生した場合、修理または金銭をもって賠償致しますが、ご購入からの経過期間・品物の状態によって、修理額上限額または賠償額は減額されますので、予めご了承下さい。修理額上限額または賠償額の算定は、クリーニング事故賠償基準に従います。
- 衣類の経時変化(変退色・合成皮革の剥がれやベトつき、接着剤の劣化、ストレッチ系の伸び等々)、着用の繰り返しによる不具合、着用に支障がない程度の風合い変化やサイズ変化(織物で±4%以下、ニットで±5%以下)に対しましては、賠償致しかねますのでご了承下さい。
- 受付商品は経年劣化及び変化、耐用年数、取扱方法により様々です。クリーニング後の個人の感性や感覚等に関するお申し出があった場合、当社品質規定に則った再洗い・再仕上げを、お渡し日より30日以内であれば無償でお受けさせて頂きます。但し未着用でかつ番号本タグのついた商品に限らせていただきます。
- お預かり時に提示いたしました「お渡し予定日時」は目安であり、予測不能な事態(交通事情、シミが洗浄により顕在化する、洗浄中にほつれが顕在化する等)により用意できない場合がございますのである程度余裕をもってクリーニングをご依頼ください。
- 当方からの連絡の有無にかかわらず、仕上がり日より6カ月を経過してもお引取りがない場合、もしくはお引き取り頂いたお品物も、以降そのご依頼品の毀損、汚損、減失、又は盗難火事等に生ずる損害についての責任は負いかねます。
- 仕上がり予定日より2年以上経過した品物は、お客様と弊社との間の規約に従い、処分させていただきます。ご了承ください。
取扱除外品
[第4条]当社では下記のものは取扱除外品となります。
- 濡れている若しくは乾いていない衣類
- 汚れ、臭いがあまりにも酷いもの
- 動物の毛がついたもの
- 肌着・下着類・オムツなど
- 汚物がついたままのもの
- 穴や傷がひどいなど、当社がクリーニング不可能と判断したもの
- メーカー名及び品質表示ラベルの無いもの
- その他、当社が、洗濯表示がない、又はクリーニングが難しいと判断したもの
賠償制度
[第5条]
万一当社に過失があった場合、クリーニング業に関する標準営業約款が示すクリーニング事故賠償基準に基づき対応させていただきます。
責任者判定を⾏うために、繊維製品における専門機関の鑑定等を利用した場合、責任の所在が使用者もしくは製造者(メーカー)などと判明した時は、その過失割合に応じた鑑定料を実費ご請求させていただきます。責任所在の断定をすることが難しい場合においては、当社では問題解決を目指す理由から、着用に耐えうる状態での商品の納品を最優先しております。
事故原因所在
[第6条]クリーニングの事故原因所在を以下の三つに大別します。
- クリーニング方法及び取扱い方法に過失がある場合
- 製造者(メーカー)の企画・製造等に過失がある場合
- 使用者の使用方法及び保管方法等に過失がある場合
賠償範囲
[第7条]当社が事故賠償の責に応じられる第6条(ア)の内容の一部を示します。
- クリーニング洗浄による損傷
- シミ抜き工程による損傷
- プレス仕上げによる損傷
- 不明、紛失及び未渡し
- その他の原因による損傷につきましては、繊維製品における専門機関の鑑定もしくは繊維製品品質管理士の鑑定による判断に基づくものとします。
賠償対象外
[第8条]次に⽰す第6条(イ)(ウ)の原因所在が明らかであり、当社が職務上相当な注意を払ったにも関わらず、事故を予⾒できなかった場合は賠償の責に応じられません。
(イ)製造者(メーカー)の企画・製造等に過失がある場合
- 経年劣化及び変化の著しい素材(ポリウレタン加工等)
- 染色堅牢度の弱い素材で企画・製造された商品
- 接着方法に問題のある素材・接着剤で組み合わされ企画・製造された商品
- 熱セット性が弱い生地で企画・製造された商品(プリーツ加工やシワ加工等)
- クリーニング方法がまったく異なる素材で組み合わされ企画・製造された商品
- 組成表示や洗濯表示に誤記が見受けられる商品
- 表示責任者の名称と連絡先の表示がない商品
- 通常の使用に耐えない素材で企画・製造された商品
- 通常のクリーニングに耐えない素材で企画・製造された商品(洗濯表示が全て不可表記商品・スパンコール・刺繍・ビーズ・プリント剥離・装飾品の破損・ボタン等の欠落及び破損を含む)
- 縫製撚糸の弱い商品によるほつれやほころび
- その他企画・製造等に起因する事項
(ウ)使用者の使用方法、保管方法及び当店利用方法等に過失がある場合
- 化学薬品等による変退色や脱色が見受けられる商品(整髪剤・パーマ液・洗剤・漂白剤・バッテリー液・排気ガス等の付着によるもの)
- 汗・日光・照明による変退色や脱色及び汗・雨・家庭洗濯などによる縮み、風合い変化
- 着用時に発生した破れ・ほつれ・糸引き・毛玉等
- ボタン、ファスナーなど消耗パーツの欠落及び破損
- 使用者保管中の損傷
- 経年劣化及び変化によるもの
- 海外購入品、海外直輸入品または組成表示・洗濯表示・表示責任者タグ(メーカータグ)のいずれかが欠落した商品
- 仕上がり日より6ヶ月を経過したとき
- その他これらに類する使用者による事故
賠償条件
[第9条]第7条に基づく賠償条件としては以下の通りです。
- 当該商品お渡し日より6ヶ月以内に番号本タグ付商品に事故が判明しお申し出頂いた場合、もしくは当社が事故扱いと認めた場合。
- 賠償金額算出の基礎となります商品購入価格については、購入時の領収書・レシートを必要とします。それ等が紛失、または手元にない場合につきましては、商品製造年月日を基準としたメーカーまたは販売店調査を行い、当時の参考価格を元に購入価格を決定させていただきます。メーカーと連絡が取れない、又は商品が紛失したなど賠償額の算定方式によることが妥当でないと認められる場合には次の算定方式を使用いたします。
(1)商品をドライクリーニングによってクリーニングした商品
→ クリーニング料金×40倍(2)商品をウェットクリーニングによってクリーニングした商品
→ クリーニング料金×40倍(3)商品を水洗いによってクリーニングした商品
→ クリーニング料金×20倍(4)その他、特殊クリーニングによる処理の場合
→ クリーニング料金×20倍 - 時価を超えての賠償、商品への付加価値(形見、ヴィンテージ品、プレミア品、贈答品、思い出品などの価値)の賠償には応じられません。インポート商品・ヴィンテージ商品等の衣文化・主観的価値の違いによる事故についての賠償も時価の範囲を超えることはありません。
- 第5条において全損もしくはみなし全損扱いでの賠償がなされたときは、当該損害賠償品の返却はいたしません。
- 賠償金の支払と同時に事故物品を引き渡すときは、協議の上賠償額の一部をカットすることができます。
- メーカーが製造物責任(製品欠陥により消費者が生命・身体・財産に損害を被った場合、製造者などに賠償責任を負わせる事。PL法)に任ずるよう、お客様に代わり事故賠償交渉を当社が行う場合もございます。
※主観的な価値である無形的損害賠償や精神的慰謝料などには応じられません
※地震、暴風雨、雪などの自然災害や不可抗力による事故及び納期遅れは免責とさせていただきます
反社会的勢力の排除
[第10条]
次の場合には、利用をお断りします。また、利用開始後に判明した場合には利用の継続をお断りします。
- 利用者が暴力団、暴力団員、暴力団関係企業・団体又はその関係者、その他反社会的勢力に所属していると認められるとき。
規約内容の変更
[第11条]
当規約は会員に事前の通知をすることなく本規約の内容または名称を変更することがございます。
この場合の利用条件は、商品お預かり時点の利用規約によります。
協議事項
[第12条]
本規約に記載無き事項及び本規約の条項の解釈につき疑義を生じた事項については、お客様と当社担当員において相互信頼の精神に基づき、協議の上、穏やかに解決を図るものとさせていただきます。
しかし二者間において問題解決が難しいと判断させていただいた場合には、中立公正な第三者機関にお客様にも仲裁申し出をお願いする場合がございます。公の機関にて問題解決を図る場合には、本社所在地を管轄する機関を利用するものとします。
以上
平成22年8月9日 制定